CLUB RIDEがサイクリストに愛される秘密とは?
CLUB RIDEの製品を目にしたとき、これがサイクルウェアであることに気付く方は少ないことでしょう。では、どこがサイクルウェアという理由なのか?CLUB RIDE製品に隠されたサイクリストに向けた機能性を紹介しましょう。
ポケットは、携帯ツールやスマートフォンなどを収納しやすいことはもちろん、ペダルをこいだときに邪魔にならない場所に配置されています。背面にポケットが付いたモデルは、ツーリング中に携帯食をさっと取り出せて、サッとしまえる、サイクルジャージと変わらない利便性を備えます。さらに、激しいトレイルライドを楽しんだときでも、クルマのカギなどを落とさないよう、脱落防止のジッパー付きポケットを備えたモデルもあります。そして、ジッパーはもちろん、ポケット自体を目立たないようにデザインすることで、見た目のスマートさを演出しています。
街乗りでもトレイルライドでも気になる汗をどう処理するか? サイクルウェアに求められる一番の機能性は、この汗問題の解消です。CLUB RIDEのトップスは、見た目はカジュアルでも一般的なサイクルジャージと変わらない通気性と速乾性を備えています。多くのモデルは、メッシュ地を使ったサイドパネルを採用することで、脇の蒸れを防ぎます。そして、シャツ全体に使われるポリエステル系の生地が、素早く汗を生地の外に出し、風が当たることで乾かします。
CLUB RIDEの製品は、トップスもボトムスもストレッチ性に優れた生地を採用しています。トップスは、腕を前後左右に大きく動かした際に、しっかりと伸びるよう伸縮性のある糸を配合した生地を採用しています。ボトムスは、ペダルを踏む際に、脚全体が動かしやすいよう、しなやかな生地を採用。それに加えて耐久性や動きやすさを重視したデザインが各所に取り入れられています。たとえば、サドルにあたる股下には縫い目をなくし、股下のマチで可動域を増やし、ダーツは膝の動きを邪魔しないデザインに、さらに、前傾した際にも背中が出ないよう後ろの股上を深くデザインしています。
サイクリングジャージで、通気性をコントロールする際に前面のファスナーを開閉するように、CLUB RIDEのほとんどのシャツは、体温を調整するためにスナップボタンを採用しています。これは、グローブをしたままでも開け閉めが可能で、とくに夏のヒルクライムなど、暑いときに瞬時にボタンを外して体に空気を送り込めます。ポケットの数が多いため、ダウンヒルで風が当たる際には、スナップボタンを絞めることで、お腹の冷えを抑えます。ジッパー類もペダルをこぎながら開閉できるような位置にデザインされています。そして、ポケットのジッパーは、生地の縫い目やエレメントが裏側に隠されているので、とにかく目立ちません。
CLUB RIDEのトップスは、ほとんどが紫外線から肌を守る生地を採用しています。製品ごとにUPF値が異なるので、気になる方はモデルごとのスペックをご確認ください。このほか、隠し機能として、サングラスなどのレンズをうっかり触ってしまったときに、サッと拭き取れるクリーナーがシャツの裏に付いているモデルもあります。また、ロゴやパイピングに、反射素材を使うことで、ナイトライドで、自動車からの視認性を高める機能を持たせたモデルもあります。さらに、一般的なサイクルパンツにも見られるウエスト調節用の面ファスナーは、内側に配置することによって見た目もスマートに保ちます。